チェリーの姿に、一気に獣人に対する捉えが変わっていく。
獣人、いい人だ。
「で、あなたは?」
チェリーの可愛さに当てられていた私に、不意に切り返された問いに、ピクッと固まった。
「わ、私は……」
「ライラ・ガーディアン」
「え?」
声を発したお婆さんに目を向けた。
ライラ……って、確かにハロルドにはそう名乗ったけど……
なんでこの人がそれを知ってるの?
視線がぶつかって、ニヤリとするお婆さんに、とりあえずここは頷くべきだと理解した。
「え、ええ。そうよ。よくご存知で。私のことはライラって呼んでください」
お婆さんがなぜ私の使った偽名を知っていたのか……
チェリーは少しも疑問に思わなかったようで、「可愛い名前だね」なんて、さらにピョンピョンしていた。
獣人、いい人だ。
「で、あなたは?」
チェリーの可愛さに当てられていた私に、不意に切り返された問いに、ピクッと固まった。
「わ、私は……」
「ライラ・ガーディアン」
「え?」
声を発したお婆さんに目を向けた。
ライラ……って、確かにハロルドにはそう名乗ったけど……
なんでこの人がそれを知ってるの?
視線がぶつかって、ニヤリとするお婆さんに、とりあえずここは頷くべきだと理解した。
「え、ええ。そうよ。よくご存知で。私のことはライラって呼んでください」
お婆さんがなぜ私の使った偽名を知っていたのか……
チェリーは少しも疑問に思わなかったようで、「可愛い名前だね」なんて、さらにピョンピョンしていた。



