私の身は、そのまま自宅に帰された。
私有責の婚約破棄とはいえ、犯罪を犯したとはされなかったからだ。
もしアクセサリー類を盗んだという明確な証拠があれば、話が違ったかもしれない。けれど、騎士達の証言もあり、あくまで疑惑止まりだ。
もしかしたら、そこを詳しく突き詰めないのは、一度は愛した人という、殿下の温情なのかもしれない。
とにかく、私はこうして自室にいる。
けれど、ここでの私の未来は閉ざされたも同然だ。
王太子との婚約破棄に加えて、私が犯したと言われた数々の悪行は、すぐに広まってしまうだろう。いや、もう広まっているのだろう。
そんな曰く付きの女を娶ろうとする人なんて、いるはずがない。それどころか、出歩くことすらままならなくなりそうだ。
よくて、一生ここで幽閉されたような生活を送る。
もしかしたら、それすらできないかもしれない。父の立場だって、なくなったも同然だろうから。
私有責の婚約破棄とはいえ、犯罪を犯したとはされなかったからだ。
もしアクセサリー類を盗んだという明確な証拠があれば、話が違ったかもしれない。けれど、騎士達の証言もあり、あくまで疑惑止まりだ。
もしかしたら、そこを詳しく突き詰めないのは、一度は愛した人という、殿下の温情なのかもしれない。
とにかく、私はこうして自室にいる。
けれど、ここでの私の未来は閉ざされたも同然だ。
王太子との婚約破棄に加えて、私が犯したと言われた数々の悪行は、すぐに広まってしまうだろう。いや、もう広まっているのだろう。
そんな曰く付きの女を娶ろうとする人なんて、いるはずがない。それどころか、出歩くことすらままならなくなりそうだ。
よくて、一生ここで幽閉されたような生活を送る。
もしかしたら、それすらできないかもしれない。父の立場だって、なくなったも同然だろうから。



