「あら?その他をお望みとあらば、どんな接待でも仰せのままにさせていただくわよ」
「い、いらん」
「やめてくれ」
「まあ、つれない」
くすくす笑いながら、ミランダは掃除道具を手にした。ここでの仕事にすっかり慣れたミランダは、今となってはなくてはならない戦力だ。
ちなみに……
ルーカスとアルフレッドは、年単位でその部屋を押さえている。なんでも、あまりにも宿に通い詰める2人に、各国の国王が「そこでいいから仕事をしろ!!」と命を出したとか。そのせいで、泊まり込むことも多い。
ついでにそこで、両国の友好関係を深めるための方策なんかも擦り合わせてるらしいけれど、なんせ私が目にする2人の姿はこんなのばかりだから、進み具合は疑わしい。
とはいえ、どうやら両国の王太子と王子がかなり仲の良いことは、どちらの国でも知れ渡りつつあるようだ。国民から絶大なる支持を受けている次期国王の2人が、手を取り合っているとなれば、庶民の間での交流も盛んになりつつある。それは人間同士だけでなく、人間と獣人の間でも例外ではない。このお店の中でも、種族を超えた交流が見られるようになってきた。
「い、いらん」
「やめてくれ」
「まあ、つれない」
くすくす笑いながら、ミランダは掃除道具を手にした。ここでの仕事にすっかり慣れたミランダは、今となってはなくてはならない戦力だ。
ちなみに……
ルーカスとアルフレッドは、年単位でその部屋を押さえている。なんでも、あまりにも宿に通い詰める2人に、各国の国王が「そこでいいから仕事をしろ!!」と命を出したとか。そのせいで、泊まり込むことも多い。
ついでにそこで、両国の友好関係を深めるための方策なんかも擦り合わせてるらしいけれど、なんせ私が目にする2人の姿はこんなのばかりだから、進み具合は疑わしい。
とはいえ、どうやら両国の王太子と王子がかなり仲の良いことは、どちらの国でも知れ渡りつつあるようだ。国民から絶大なる支持を受けている次期国王の2人が、手を取り合っているとなれば、庶民の間での交流も盛んになりつつある。それは人間同士だけでなく、人間と獣人の間でも例外ではない。このお店の中でも、種族を超えた交流が見られるようになってきた。



