「食べるとしたら……若くて雄々しい、オオカミの獣人さんかしら?」
「ひぃ……」
「それとも、若くて聡明な王太子様かしら?」
「なっ……」
「あははは。私はいつでも歓迎するわ」
青ざめる2人が、若干哀れになってくる。
毎回のように繰り出されるミランダの攻撃は、未だに有効なようで、2人に大打撃を与えている。
「それはそうと、チェリー。今日は全員入れる広めの部屋を用意したわ。宿泊客はあなた達だけだから、気兼ねなくゆっくりしてね」
「ありがとう、ミランダ!!」
この宿の宿泊客の少なさは、相変わらずだ。
「ああ、そうだ。右の突き当たりの部屋と、その向かいの部屋は開けちゃダメよ」
「どうして?」
ミランダの忠告に、コテンと首を傾げるチェリーは、やっぱり相変わらず可愛い。とても子どもがいるママには見えない。
「そこのお暇なおふたりがお忍びで来て、私に接待を受ける部屋なの」
「そうなの?」
言葉の裏側を読むということを知らないチェリーは、不思議そうにしつつもすんなりと受け止めたようだ。その後ろで、ハロルドが顔をこわばらせている。
「ひぃ……」
「それとも、若くて聡明な王太子様かしら?」
「なっ……」
「あははは。私はいつでも歓迎するわ」
青ざめる2人が、若干哀れになってくる。
毎回のように繰り出されるミランダの攻撃は、未だに有効なようで、2人に大打撃を与えている。
「それはそうと、チェリー。今日は全員入れる広めの部屋を用意したわ。宿泊客はあなた達だけだから、気兼ねなくゆっくりしてね」
「ありがとう、ミランダ!!」
この宿の宿泊客の少なさは、相変わらずだ。
「ああ、そうだ。右の突き当たりの部屋と、その向かいの部屋は開けちゃダメよ」
「どうして?」
ミランダの忠告に、コテンと首を傾げるチェリーは、やっぱり相変わらず可愛い。とても子どもがいるママには見えない。
「そこのお暇なおふたりがお忍びで来て、私に接待を受ける部屋なの」
「そうなの?」
言葉の裏側を読むということを知らないチェリーは、不思議そうにしつつもすんなりと受け止めたようだ。その後ろで、ハロルドが顔をこわばらせている。



