「で、確認のために聞くが、カエルの呪いを解く方法は?」
ずいっと詰め寄るルーカスに、ドリーはニヤリとする。
「解く方法は……」
「方法は?」
ルーカスの喉が、ゴクリと鳴る。
ああ、ドリーの顔。答えは絶対に、アレよね……
「お姫様の口付け」
「やはりな!!」
バッと振り返ったルーカスは、これまで見た中で一番の素早さで近付いて、私の肩をガッチリと掴んだ。
「ライラ!!」
キラキラ輝く瞳には、もう、一つのことしか見えていない。
「ル、ルーカス、落ち着いて。いい?私はお姫様じゃないわ」
「問題ない。ライラは俺の番に決定している。つまり、お姫様だ」
いやいやいや。決まってないから。
その俺様理論をかざすのはやめていただきたい。
「やはり、俺の窮地を救うのは、最愛の番、ライラだけだ」
「そんなわけがないでしょうが!!」
顔を近付けてくるルーカスを、両手で必死に押し返す。
ジャレットなんて、呪いが解けるのならって、ルーカスの暴挙を止めないし。
ずいっと詰め寄るルーカスに、ドリーはニヤリとする。
「解く方法は……」
「方法は?」
ルーカスの喉が、ゴクリと鳴る。
ああ、ドリーの顔。答えは絶対に、アレよね……
「お姫様の口付け」
「やはりな!!」
バッと振り返ったルーカスは、これまで見た中で一番の素早さで近付いて、私の肩をガッチリと掴んだ。
「ライラ!!」
キラキラ輝く瞳には、もう、一つのことしか見えていない。
「ル、ルーカス、落ち着いて。いい?私はお姫様じゃないわ」
「問題ない。ライラは俺の番に決定している。つまり、お姫様だ」
いやいやいや。決まってないから。
その俺様理論をかざすのはやめていただきたい。
「やはり、俺の窮地を救うのは、最愛の番、ライラだけだ」
「そんなわけがないでしょうが!!」
顔を近付けてくるルーカスを、両手で必死に押し返す。
ジャレットなんて、呪いが解けるのならって、ルーカスの暴挙を止めないし。



