「……秘密、可愛い弟のお願い、聞けるよね……?」
キュンッ!
「う、うん……!」
「おーい、行くよぉ〜」
「あ、はーい!」
それから、歩き始めて数十分が経った。
「喉、乾いてきたな、暑いし、なんか飲むか」
「うん!あっ……私、お財布持ってきてない……」
「安心しろ、俺が買ってやる」
「いいの?蓮お兄ちゃん」
「ああ、もちろんだ」
「「「「「じゃあついでに〜」」」」」
「ダメだ、お前達は可愛くない弟だからな」
「あは、は……」
可愛いとは思うけど……。
「莉乃、なにが飲みたい?」
「うーん……じゃあ、私、この緑茶で!」
「いいのか?ジュースでもいいんだぞ?」
「あ、実は、ジュースなら桃だけで、お茶が好きなんだよね」
「そうなのか、じゃあ今度たくさんお茶を買ってやろう」
「ふふっ、ありがとう」
「意外に、渋いんだな」
「よく言われますっ……」
蓮お兄ちゃんとそんな会話を交わす中、蓮お兄ちゃんへの視線が5箇所から感じられた。
それは、たくさんの恐ろしいほどの殺気が詰まった視線だった。
み、みんな怖いっ……。
キュンッ!
「う、うん……!」
「おーい、行くよぉ〜」
「あ、はーい!」
それから、歩き始めて数十分が経った。
「喉、乾いてきたな、暑いし、なんか飲むか」
「うん!あっ……私、お財布持ってきてない……」
「安心しろ、俺が買ってやる」
「いいの?蓮お兄ちゃん」
「ああ、もちろんだ」
「「「「「じゃあついでに〜」」」」」
「ダメだ、お前達は可愛くない弟だからな」
「あは、は……」
可愛いとは思うけど……。
「莉乃、なにが飲みたい?」
「うーん……じゃあ、私、この緑茶で!」
「いいのか?ジュースでもいいんだぞ?」
「あ、実は、ジュースなら桃だけで、お茶が好きなんだよね」
「そうなのか、じゃあ今度たくさんお茶を買ってやろう」
「ふふっ、ありがとう」
「意外に、渋いんだな」
「よく言われますっ……」
蓮お兄ちゃんとそんな会話を交わす中、蓮お兄ちゃんへの視線が5箇所から感じられた。
それは、たくさんの恐ろしいほどの殺気が詰まった視線だった。
み、みんな怖いっ……。

