「っ……!?ふっ、可愛い〜」

「っ……!」

 こ、これはきっと妹としてだ!

 そう思いながら、ひろ〜い廊下を歩いて、部屋を案内してもらいながら最後は湊お兄ちゃんの、猫ちゃんを触らせてもらった。

 私の部屋も見せてもらったのだが、無駄に広いと言うか……、失礼かもだけど、そんなにスペースはいらないぐらい広かった。

 持って来たものも、必要最低限のものばかりだったので、余計に部屋が広くなってしまった……。

「莉乃?莉乃!」

「わっ!あ、ご、ごめんなさいボーッとしてた……」

「ううん、あ!それよりさ、連絡先交換しとこ?なにかあった時の為に。」

「あ、うん!」

 嬉しいなぁ……!!

「あ!アイコン設定したいんだけど、一緒に写真撮らない?」

「あ!うん!」

「じゃあぎゅーってしよっか?」

「へっ?」