キミと出逢ったのは、夏の夜空が綺麗な海。

この海の色、優しい音が
とてもよく似合うと思った。

優しい声も不器用なところも世話好きなところも全部。全部が愛おしくて。

キミを浮かべると自然に笑顔になる。

その優しくて無邪気な笑顔が、本当に大好きで。

"もう幸せに出来ないかもしれない"

泣きながら私に抱きついて言うその言葉に、
涙がこぼれそうで。

キミと夜空の下でした誓のキスをまだ覚えているよ。

もう一度、触れることが許されるなら。

私はどんな結果でもキミといる自信だってある。

あの日の約束…今なら叶えられそうだよ。

…だから。今だけは、この瞬間を忘れないから。

…ねぇ、けんちゃん。

キミは、どんな思いで

私との幸せを願っていましたか?