だがある日、出会ったんだ。

世界が輝くように見えた。


「お嬢様、お嬢様!」

「あ、あれ……」

執事に呼ばれて、やっと我が戻ってきた。

すると、次の瞬間目の前にとても綺麗な顔が降ってきた。

「お嬢様ボーッとし過ぎです」

……原因はコイツだ……。