* * *
「いやいや、こんなに早く成果を出してくれるとは思わなかった。さすがエリシュカ!」
「私は口で言ってるだけです。リアンが居なかったらすぐ製品になんてできません」
「いや、エリクの発想はやはりすごいです。俺だけなら何日も悩んでいたでしょう」
週に一度のペースで様子を見にやってくるブレイクは、出来上がった携帯コンロの試作品を見てご機嫌だ。
材料がそろってから実験してみると、エリシュカの予想通り、ゴムを使うとうまく魔力を遮断できることが分かった。リアンはすぐにそれをコンロに組み込んで改良品を作ったのだ。
「やっぱり君たちふたりを組ませてたのは正解だったね」
役に立っていると思えば嬉しい。ちらりとリアンを見ると、そっぽを向かれてしまったけれど、照れているだけだというのは、何日も一緒に過ごしてきて分かっている。
それに面白くない顔をしているのはリーディエだ。
「エリク。ここ拭ききれて無いわよ。汚れてる。ぼーっとしていうからじゃない?」
「え? は、はい! ただいま」
反射で背筋を伸ばして、エリシュカはぞうきんを絞りに行く。
「いやいや、こんなに早く成果を出してくれるとは思わなかった。さすがエリシュカ!」
「私は口で言ってるだけです。リアンが居なかったらすぐ製品になんてできません」
「いや、エリクの発想はやはりすごいです。俺だけなら何日も悩んでいたでしょう」
週に一度のペースで様子を見にやってくるブレイクは、出来上がった携帯コンロの試作品を見てご機嫌だ。
材料がそろってから実験してみると、エリシュカの予想通り、ゴムを使うとうまく魔力を遮断できることが分かった。リアンはすぐにそれをコンロに組み込んで改良品を作ったのだ。
「やっぱり君たちふたりを組ませてたのは正解だったね」
役に立っていると思えば嬉しい。ちらりとリアンを見ると、そっぽを向かれてしまったけれど、照れているだけだというのは、何日も一緒に過ごしてきて分かっている。
それに面白くない顔をしているのはリーディエだ。
「エリク。ここ拭ききれて無いわよ。汚れてる。ぼーっとしていうからじゃない?」
「え? は、はい! ただいま」
反射で背筋を伸ばして、エリシュカはぞうきんを絞りに行く。



