「君には、自分を大切にする力がある。それは生きていくのに必要なことなんだ。どれほど周りの人に優しくできる出来た人間だとしても、自分を大切にできなければ、心を病んでしまう。優しさとは、自分にも平等に与えられるべきものだし、それを実行できている君を僕は素晴らしいと思うよ」
「褒めてくれているなら、ありがとう」
エリシュカはそう言うと、ぎこちなく微笑んだ。そして、改めて頭を下げる。
「それで、あの。ひとりで仕事ができるようになるまで、叔父様の元へ身を寄せさせて欲しいのです。もちろん、ただでとは言わないわ。掃除も、洗濯も、料理もする。自分の面倒は見れるし、叔父様の手伝いもするわ。……ご迷惑なのは分かっているんだけど」
うかがうように見れば、ブレイクはあいまいな笑みを浮かべる。
「自立できるまで、ということかな」
「そう」
「いいよ」
あっさりと言われ、エリシュカは一瞬言葉を無くした。
「本当?」
「ああ、もちろん。僕は君に借りがあるからね」
「借り?」
「この事業がうまくいったのは、君のおかげなんだ、エリシュカ。本当なら、僕は君にアイデア料を払わなければならない。だから世話をするというよりは、今までのお礼をするって形になるね」
そうして、叔父は、エリシュカが覚えていない過去の話を教えてくれた。
「褒めてくれているなら、ありがとう」
エリシュカはそう言うと、ぎこちなく微笑んだ。そして、改めて頭を下げる。
「それで、あの。ひとりで仕事ができるようになるまで、叔父様の元へ身を寄せさせて欲しいのです。もちろん、ただでとは言わないわ。掃除も、洗濯も、料理もする。自分の面倒は見れるし、叔父様の手伝いもするわ。……ご迷惑なのは分かっているんだけど」
うかがうように見れば、ブレイクはあいまいな笑みを浮かべる。
「自立できるまで、ということかな」
「そう」
「いいよ」
あっさりと言われ、エリシュカは一瞬言葉を無くした。
「本当?」
「ああ、もちろん。僕は君に借りがあるからね」
「借り?」
「この事業がうまくいったのは、君のおかげなんだ、エリシュカ。本当なら、僕は君にアイデア料を払わなければならない。だから世話をするというよりは、今までのお礼をするって形になるね」
そうして、叔父は、エリシュカが覚えていない過去の話を教えてくれた。



