【完】無気力ですが、ベタ惚れ彼氏の溺愛方法に困ってます



律くんが私のことを……?

ドキドキしながらチラッと律くんへ視線を向けると、すぐにふいっと逸らされてしまった。


「じゃあ放課後に」


会長様が正門をくぐっていく。

私もすぐに律くんの隣まで走る。


「なにその顔」


「えへへ……」


いけないいけない。

律くんが私のことを……って、会長様に言われた言葉が嬉しくて緩んでしまう。


「緩みっぱなしだろ……」


これでは鼻の下が果てしなく伸びてしまう恐れがあるのですぐに引き締める!


「あのね律くん!」


「なに」


思い切り塩対応すぎるくらいだ……。