愛は惜しみなく与う【番外編】

俺は誰かに彼女ができてもそっとしておくぞ?

もう少し周りが落ち着いてくれないと、こっちも緊張する。

とりあえずドライヤードライヤー


「ドライヤーしてやるだけだから、お前らも各々寝る準備しろ」


また部屋の前をウロウロされちゃ困る

そう言うと、はーい、と返事が返ってきた。
よし

俺の新しい寝巻きとドライヤー…
用意して杏の部屋に入ると


杏は眠っていた


いや、正直そんな気はしたよ
眠そうな顔してたし
今日は色々あったからさ

でも、頭が結構濡れたままなんだよな。風邪ひいちゃダメだからな。


「杏?髪乾かしてからにしろよ」


ベッドにペタンと寝転がっている杏の髪に触れる。
まーまー濡れてるな


「杏?風邪ひくぞ」

「んーー」


起こしていいかな。少し可哀想だけど、びちょびちょよりいいか。


「起きろ」

ちょっと無理矢理身体を動かすと、杏は目を開いた。

はぁ、やっと起きた


「な!なんで裸なn」


ばか!声がデカイ!!!
ついつい咄嗟に杏の口を手で覆ってしまう。いや、裸ってワード聞こえたら、みんな飛んでくるだろ!