愛は惜しみなく与う【番外編】


「いや、それは分かるけど、なんでお前が凰牙の倉庫に行くんだよ」


うん、俺が行って話しをつけるよ。こんな訳の分からない抗争してる暇はない。もう少しで春で新入生も来るし…
そっちの抗争に力を入れたい。

そして何より幸せに浸りたいから抗争なんてすんな!!


「え?あの女が凰牙に頼みに行ったんやろ?あたしも凰牙に頼みに行くわ」

「いや、良くわかんねーぞ」

「関係ないのにしゃしゃり出てくんなって。こういうのに関わる女として、ちょっと言いたいこともあるからな」


ごちそうさまーー!今日も美味しかった!また落ち着いたらあたしもご飯担当するわ!と笑顔の杏

何も言えなかった


「お、女の戦い?」

朔がそう呟いたが、やめてほしい
なんだか背中がぞわりとする


「まじで、気が強すぎるだろ」


タジタジだった杏はどこへいった


そのまま杏は風呂入るといい、1人でお風呂に向かった。
杏は長風呂だ



「「「「どう言うことかしっかり説明しろよ!!!!」」」」



こうなるよな

あんなにあっさりみんなに言うと思わなかったんだって。いや、嬉しいけど。あっさりすぎて、恥ずかしがる余裕もなかった。