愛は惜しみなく与う【番外編】

そのあと普通にお話ししてあたしもいっぱい笑った。

響先輩がご飯を作って持ってきてくれて3人で食べる。

不思議な光景


「今日はどうしてここに?」

「ん?腹減ったし、あとは、杏にえみりを会わせたくて」


なるほど。
大切な杏さんに紹介してくれようとしたってだけで嬉しいね。

いやーほんま美味しいわとペロリと完食する杏さん

よく食べるのに細くて羨ましい


そして何故か話は、ある女の人の話題に。


「あの女、何なんだろうな」

「…さぁな」

響先輩があの女というと、杏さんは曇った顔をした。さっきまで何でも吹き飛ばせるくらいの笑顔だったのに。



「杏は…色々言われたか?」

「うん。まぁ…別にいつものことやしええねんけどな」


杏さんらしくない笑い方

無理をしているように見える


「泉から連絡ないもんな」

「うん…まだ揉めてるには長いよな」


深刻そう。そんな2人の話がよくわからずに黙って聞いているだけ。


「あの女、倉庫の休憩室で、泉となんかイチャイチャしたって言ってきた。昔…」


…?何の話だろうと首を傾げれば、響先輩が勢いよく杏さんの腕を掴んだ