愛は惜しみなく与う【番外編】

「いーちゃんったら!あーちゃんに鼻の下伸ばして!昔のダーリンみたい!」

「俺を巻き込むなよ…」


カオスや
この空間はあたしには耐えられへん!
でも、泉があかん!


「お母さんに向かってそんな言い方あかん。お前もあかん!ちゃんと布団から起きて喋り。久しぶりなんやろ?」


そう言うと渋々布団から出てきた。
お母様はパパちんに抱きついて泣き真似をしている。パパちんは顔ですまんと訴えてきた。わかるよ、気持ちが


「いーちゃんが見ない間に反抗期になってる」

「泉は…反抗期じゃなくてもずーっとあんな感じだ。嬢ちゃんの前だけだ。可愛げがあるのは」


パパちんとお母さまをぼーっと眺めている。
あれやんな?お母さま久しぶりにパパちんに会うねんな?病気のこととか…知ってるんかな。

色々思うことはあるけどとりあえず


「ふ、普通にお話がしたいです」


そう言うと3人とも巻き込んでごめんねと謝ってくれた。
疲れたでこの一瞬で!!!

そしてそのあとここにお兄さんも加わり、5人で応接間で話すことになった。


「あーちゃんは、いーちゃんの彼女なのよね?」

「はい、そうです。泉くんとお付き合いさせてもらってます」


ペコリと頭を下げる。