愛は惜しみなく与う【番外編】

あーちゃん…呼び方が可愛い
それに、いーちゃんって…笑ってまう


「杏はここに居ろよ。出ていくのはお前らだ」

「やだ!ダーリン!いーちゃんこんなに口悪くなったの!?」

「そいつは昔からそんなもんだろ。お前が何年も家に居ないからそう感じるだけだ」

「もう!ダーリンがお前とか言葉遣い悪いから、いーちゃんもこうなるんでしょ!」


だ、だーりん?
ぱぱちん?

だーりん?

ニヤニヤ笑ってたらパパちんに、ニヤニヤすんなと言われました。すんません。



「あーちゃん!いーちゃん口悪いでしょ?何も言われてない?大丈夫?」

「え?あぁ…あたしは気にならへんし…大丈夫ですよ?」


杏は俺よりも口悪いからな。と何故か少し嬉しそうに泉に言われた。

とりあえずお母様の印象がすごい。


「いーちゃんはもういいや!男の子って可愛くないからほんと嫌!せっかく綺麗な顔で産んであげたのに!」

「お前が呼んだんだろ?俺ら疲れてるのに。急に帰ってきてなんだよ」

「まてまてまて!寝起きやし口悪いん?それともお母様にだけ反抗期なん?」


そう泉に問いかけると、杏は寝起きでも元気だなと微笑まれた。いやギャップ!なにそれ