汗もかいただろうし、色々ちょっと…な。
杏はピクリともしないから身体を拭いていく。ぐったりしている。あの杏が。


杏は、あたしは人よりも丈夫にできてるから、受け止めれるよ。泉の好きなようにして。そう言ってくれた。

でも杏は自分のこと分かってない。


服を脱いだ杏は想像以上に細くて、丈夫なんかじゃない。
俺が全ての欲望をぶつけたら、確実に壊れてしまう。そう思った。


一度ぶっ飛びそうになった理性がその瞬間戻った。


壊れないようにしなきゃ
助かった。正気が戻って。

俺の腕の中で可愛い反応をし続ける杏

相手の反応を見て丁寧にすることなんて…初めてで。てゆうか前戯も殆どしたことがない。俺も正直上手くできるかなんて自信も全くなかった。

それに…仕方ないんだろうし、これが普通なのか、杏がそうなのか知らないけど、指でさえキツかった時はどうしようかと思った。

2本が限界。

その時に最後まではやめようと思ったんだ。


俺にしがみついてただただ可愛い杏
もう俺はこの日を思い出すだけで50年は生きれる。ほんとに。