愛は惜しみなく与う【番外編】

ナニモンだ?とざわつくギャラリー
結構難しいゲームらしいねんけどな。


「杏のリロードがスムーズすぎて笑いそうだった」

「ほんま?まぁ、実物はこんな簡単にリロードできひんし、これは楽やけどな」


リロードのあの音がリアルやと、もっとこのゲーム面白いと思うねんけどな。


「実物って言った?あの子」
「なにもんだ?やばい奴らか?」


……はぁ
ミスった


「さ。スッキリしたし、アイスでも食べよう」


泉はあたしの手を引いてギャラリーをすり抜けていく。


「ちょっとまったーーーーー!俺らのこと忘れてるでしょーーーー!」

「わぁ!慧!」

「あぁ、お前ら忘れてたよ」


泉さん、辛辣です


「もう!目立ちたくないのは泉でしょ!?めちゃくちゃ目立ったじゃん!」

「楽しかった」

「はぁ…ならいいけど。もうゲーセン出ようよ。チラチラ見られてるし」

「杏ちゃんかっこいいね!怖くないの?ゾンビが襲いかかってくるの」

「え?全然大丈夫!幽霊とかお化けの方が苦手かも」

「そーなの?意外だね」

「だって攻撃当たらへん相手は、どうやって倒したらええか分からへんもん」