もはや泉のことしか何も言わんかった。
とりあえず
気に食わん
「あぁ、そうだな。ごめん」
…
「なんで泉が謝んの?別に悪いことしてないやん」
「いや…なんかあの女、俺のことを探してたみたいだから。」
「でも別に何もしてないんやろ?ほな謝ることないやん。なんやろ、なんか気分は良くなかったけど」
泉に八つ当たりしても意味ないな
切り替えなきゃ
「さーてと!美亜ちゃん家まで送ってあげるわ!」
「でも半蔵が…」
「半蔵?だれや、おじいか?」
あの公園に、半蔵なんて人おったっけ
「半蔵はあの犬だ。響が連れてきてくれる。朔は倉庫に向かわせた。だから家まで送る」
なるほど
ほなそれでいこう
半蔵か、渋いな
「おねーちゃんね、あのおばさんに怒ってたよ?」
美亜ちゃんが泉に話しかける
おばさんって……綺麗な人やったやん。それゆうたらめちゃ怒られるで!!
「んー?そうか。怖い思いさせて悪かったな」
「んーん!怖くなかったよ!おねーちゃん強かったし、ハゲの人の首をぎゅーってして、なんかレバー引いて、車をキキーーって止めてたよ!かっこよかった!」
ジェットコースターも楽しかったよ!と笑っている。



