愛は惜しみなく与う【番外編】

ギャハハと笑う朔

「お前と一緒にすんな」

こいつは以前、いかがわしい動画を見ている時に、杏に夕飯何を食べたいかを聞かれたらしい。そして、何を見ているか気づいた杏のも冷たい目…若干のトラウマになってんのはお前だろ


「お前は、告らないのか?ずっとこのままか?」

珍しく朔から次々に質問される。
朔だって杏が好きなんだから…俺のこと聞いてる暇あるのか?


「あ、お前はどうなんだって顔してるな?」

「あぁ、そう思うだろ」


今なら確実に杏に近いのは朔だ。
俺は、出会った頃のように、何か壁を感じるんだよ。

言えないことが、何か隠してることがある雰囲気なんだよな。


「俺は、杏よりナイスバディで可愛いくて、か弱い女を彼女にする」

「は?お前、何言ってんの?」


朔はタバコを消した



「お前には言うけどさ。俺、杏に好きって言った。でもあいつの反応は、予想通りだった」


好きって…朔が言ったのか



「なんで改っとんねん!あたしも好きやで?ガハハハって肩組まれた」


……想像できる。そう言って朔を撃沈させてる絵しか浮かばない。


「びびるぜ、ほんとに。鈍すぎて。1ミリも本気だなんて疑ってない。あいつの中で俺は大好きな仲間だ」