愛は惜しみなく与う【番外編】

可愛い泉見れたし、旅行前の充電も完了や!


「あ!皐月ちゃんと桜さんおった!」


コンビニの前で2人が話している。


「あっこ!おーい!」


窓から2人に手を振ると、気づいてくれた2人が手を振ったあと、泉をみてペコペコと頭を下げた。


「近く停めれる?」


2人に手を振り、車を停めてもらうよう、運転席を振り返れば



ちゅ


へ?


「充電。足りないけど。我慢するよ」


なんと
あたしが泉に勝てる日は来るのか?
してやられ、顔が赤くなった。

泉はあたしの反応に満足したのか、ちょっとドヤ顔やし、むかつく。


「見られてたらどーすんの!」

「さぁ。大丈夫だろ、知らないけど」

「何て無責任な!」

「ほら、2人を後ろに乗せてやれ」


ほんま!泉は泉でええ根性しとるわ!まぁ、とりあえず2人は荷物もあるし早く乗せてあげな!

あたしの車ちゃうけどな!


「やっほー!皐月ちゃんは久しぶりやな!桜さんは、この間ぶり!とりあえず寒いし入って!」


2人の荷物を受け取ってトランクに入れる


そして2人は後部座席に座った


「「お、お願いします」」


「うむ、くるしゅうない!」