愛は惜しみなく与う【番外編】

「何かあったら困るだろ」

「なんもないもん!ただ女の子と遊ぶだけやもん!なんもないもん!」

「分からないだろ?」

「わかる!何もない!いい子にする!」

「…でも、心配だし」


「泉のハゲ!わからずや!もうあたし20になるもん!女の子と旅行くらいいけるもん!アホ!」


な!ハゲてもないしアホでもない!とムスッとする泉に、それの10倍くらいムスッとした顔をすれば、溜息をつかれた。 


いやや、いやや。行きたい

みんなに助けを求めようと、ぐるりと周りを見てみるが、巻き込まれたら面倒だと思ってるのか、視線を逸らす。

くそーーー!



「ほなもう、明後日、泉とデートせん!」

「なんでそうなるんだよ!」

「なんかあったら困るし!」

「俺がいたら何もないだろ!」

「泉と2人でいる方が目立つもん!」


そういうと周りで「確かに」とみんな言う。
な?そうやろ?確実にあたしら2人の方が目立つし絡まれる率あがるで?

泉も言い返せないと思ったのか、黙る