愛は惜しみなく与う【番外編】

そう言う男達に、笑っていった



「関わりたくなくなるくらい、コテンパンにしたるから、その約束はせんでえーかな」


手首と足首をクルクルと回す

かっこいい……

こんな状況で、あたしはこの子から目が離せなかった。


「ま、そういうことだ。抗争したいなら、相手してやるよ」


泉くんもあの子の隣に並ぶ



「2人で、やってやるよ」



本気なの?
30人以上はいるんだよ?

それに、後ろの方でバッドを持っている人もいる。
こっちは素手



「お前ら舐めてんのか?」

「舐めてはないけど、2人で充分やと思ったからな」


あ、そっちが勝ったら何して欲しい?
一応お互い勝った時のことが決まってる方が、モチベーションあがるやろしな。

そう余裕そうに笑っている


何を言われるかわからないのに…



「お前が俺の言うことを聞けよ」

「ん?あたしが?」


標的があたしじゃなくなった


「は?てめぇ、杏はナシだ」


泉くんは今にも櫻井に飛びかかりそうな雰囲気になる。


「ええで!櫻井の言うこと聞いたらええねんな?それでいいよ」