愛は惜しみなく与う【番外編】

もっと…

違う覚悟が必要な気がする


少し喧嘩ができるとかじゃなく、男の子の中に混ざっても違和感のない…むしろそれ以上に強いなんて…


「護身術あとで教えてあげるわ」

「え?わたしに?」

「そーそー!花江先輩、美人やからなぁ〜変なやつ寄ってきたら困るやん?少し覚えておくだけでも、夜道とか気が楽かも」


まぁ、危ないこと自分で首突っ込んでるし意味ないか!ガハハハと大きな声で笑われた。
何なのよ!!!

あのね!
そう言い返そうとした



「気ぃつけや。こうやってあたし達おったからよかったけど。女の子やねんから、無茶したらあかん。特に不良やってる奴は、可愛い子とか綺麗な子とかにガオーって襲いかかる頭の悪い男が多いから」


心配してくれる
女の子やねんからって…貴方もだけどね?女の子なのは同じなのに


「金玉さえ握り潰せたらこっちの勝ちやねんけどな?」


右手をぐーぱーぐーぱして再び大爆笑する。

下品……なんてことを言うの!

隣の運転手さんは、ひぃぃと声を出した。

はぁ



この子に負けたのか