愛は惜しみなく与う【番外編】

そう笑った

初めて見たよ

泉くんの笑顔なんて


あんなにも一緒にいた気がしたのにね。


ありがとう
ごめんなさい


「タクシーきたでー!」


女の子は笑顔でタクシー共にコンビニの駐車場に入ってきた。
いや、そこは、乗って登場してくれない?
隣を並走してくるとは思わないわよ!


「どちらまで」


そう聞かれて、凰牙の倉庫の近くの住所をタクシーの運転手に伝えた。
正直意味がわからない。

この3人で倉庫に行ってどうするのか。


総長は優しい人だったけど、幹部の人たちは嫌な感じがした。
案の定、ひどいことをされそうになった。


わたしも酷いことをしようとしてたけど、まさかこんなことされるとは思わなかった。

自業自得なんだけどね


ありがとう

怖かったから、本当に助かった


何故か後部座席にわたしと泉くん
助手席にあの子

逆でしょ


「いやーーどないしよか!泉、その服で動ける?」

「まぁ…問題ない」


女の子はなにやら動きやすそうな服を着ているけど、泉くんは、部屋着。
てゆうか、喧嘩するの?