今夜はずっと、離してあげない。




ワード選びのセンスが特徴ありすぎ。

……まあ、少々むくみがあることは事実だけれど。




「私、社会人になったらもっとひどくなるんですかね……」

「肩こりとかひどそう」

「伽夜が言うと本当に起きそうだからやめてくれません……?」



青ざめながら、もう冷めてしまったであろうコーヒーを啜る真生は、なんだか新鮮に思う。


俺といる時も、あまり未来のことを語っていなかったから、将来の自分に思い馳せる彼女がいることは、コイツのおかあさん兼恋人という観点から見てみればなかなかにうれしいもの。


……いや断じておかあさんをしているつもりはないけど。おかあさんおかあさんと連呼されれば、もういいかと諦めてしまうもの。




「……まあ、なんにしろ肩こりとかマッサージくらいなら俺もできるだろ。あんまりひどいようだと整体に行くことをオススメするが」

「私の体をどれだけバッキバキにすれば気が済むんですか?」