今夜はずっと、離してあげない。






「……なんで来たんだよ、真生まで」




げんなりした顔で言うちず……、伽夜の横には、ニコニコ笑顔で居座る千井と……なぜか数日前の私みたいに負のオーラを纏っている凛琉がいた。




「いやあの、実は凛琉とのラインから千井が、今暇ならちずのカフェ来ない?っていうメッセージを送ってきまして……そ、それより凛琉、どうしたの?」



まるでこの世の終わりと言わんばかりの表情。



「いやあ、ちょっと僕には対応できかねるから、マオマオお願い!」

「私に解決できる案件なの……?」




千井に無理なら、私にも無理なのでは……。




「まっ、まお〜〜〜〜!!!」

「な、なあに?凛琉」




半泣きで見上げてくる凛琉は、大きな瞳を赤く腫らして、うるうると涙を溜めながら。




「あさ、朝水くんにっ、彼女いたあ〜〜〜!!」




そう言って、またガバリとテーブルに突っ伏した。