今夜はずっと、離してあげない。





間違いまで訂正してもらったところで、ハタと気づく。

一体自分は、千住サマにとってどんな存在として分類されているのだろう、と。




今まで何度も考えたことがあるものだけれど、その答えはいまだにわからないまま。


家主?……う〜ん。最初の方はそれとなく気遣ってた節はあるけど、今はそんなことないし……。

恩人……っていうのも、なんか違う気がする。それは友人も然り。


じゃあ……単なる世話のやける知り合い?同級生?



やっぱり、どれもしっくりこない。
なんでだろ。



うんうん悩んでいれば、目の前の千住サマのお母さんから、あなたは?という視線を向けられる。




「えっと……その……」




なんて言えば正解なのか。

どれが正しいのか。



言い淀んでいれば、千井から助け舟という名の横槍が。




「マオマオは、ちずにとっていっちばん世話がやける妹みたいな存在です!」