今夜はずっと、離してあげない。





「あっ、真生〜、こっちこっち!!」




レストラン内に入ると、すでに凛琉と朝水くんがそれぞれミートソースとカルボナーラを食べているところだった。




「どうだった?ジェットコースターめぐり」

「めっっっちゃ楽しかった!」

「よかったね。朝水くんは?」

「……わりと、たのしかった」




それを聞いて、ホッと安堵している凛琉。

表情全然変わってないけど……本人が楽しかったって言ってるんだから、きっとそうなんだろう。




「ちょっ、マオマオ〜、はやいって〜」




後ろから駆け寄ってくる千井は、いつも通りに無視の態勢に入る。




「真生はどうだった?」

「お化け屋敷の人を冷やかしてきた。面白かったよ」

「一体何やってきたの……?」




若干ドン引きしたような顔をする凛琉と朝水くん。

朝水くんもそんな顔する……?