そんなの、確率なんてないんだ。

 ……ま、結輝が俺を好きになってくれる確率の方がないけどな。

 はぁ……、俺も、良いことが起きないかなぁ。


 そんな事を考えながら、外に出た。

 散歩すっか。

 歩き出すと、


 泣いている少女がいた。


 うゎっ。関わりたくねぇわ。