【side 輝絵】

 本当に、しゅんくんは嫌じゃない暖かさ。



 今私は、しゅんくんの膝の上に寝転んでいる。

「どうした?甘えたいのか?」

 ドクッドクッ———

 一緒に居れるだけで嬉しいとか思えるのに、付き合わせてくれたとかしゅんくんもう、

「大好き!!」

「俺もだよ」