私は、千華さんが貸してくれた服を着て行った。

 病院の診断結果は、腕が腫れていただけ済んで、千瀬は、キズは多いが軽傷だった。

 安心したら、つい眠気がしてきた。



 千瀬の家への帰り道、私はふらついて千瀬に受け止められた。

「どうした?」

「ね、寝不足……」

「ふっ」と笑われて、千瀬におんぶしてもらい、私は寝ていた。

 幸せ過ぎる……!


 
 寝てしまっていた私は、起きて千瀬のお話を聞く。

 その前に、服は、自分の服に着替えた。