文系コースの校舎までの道のりは長い。 すれ違う人もたくさんいて、そのなかにはもちろん同じ学年の女の子たちもいた。 みんな知り合いを見つけて立ち止まっては、「やっほー」とか「ねー今日遊びにいこうよ」とか、話に花を咲かせている。 その横を、うつむきがちで通過するのはなかなかにキツかった。なんだかいたたまれないくて、息さえも止めてしまう。 わたしに気づかないでほしい、と思う反面、話しかけてほしいとも思う自分がいる。 でも、そんなのは夢のまた夢。