可愛い腹黒後輩の溺愛が甘い。

「えっ……?スペシャリスト……?」

 だ、誰だろう……?

「入ってください!」

 誰かが歩く音がした。

 音的に女の子な気がして、鈴くんじゃないとわかりホッとする。


「ええっと、わ、私、」

 え!?こ、この人って、あ、あの!?

 嘘、でしょ?

 なんでこんなところに……?


 ドンドン頭の中がこんがらがって、ついに真っ白になったかと思うと意識が一瞬遠のいて行った気がした。