可愛い腹黒後輩の溺愛が甘い。

「先輩、大丈夫……?」

「う、んっ……」

 その後、私は縛られていた手足を鈴くんに解放してもらった。


 ……その後、私は家まで鈴くんに送ってもらった。

「結乃!大丈夫か?」

「う、うんっ……」

「おいおい、泣いてるぞ、大丈夫じゃない」

 心結来にいと心にいが心配してくれている中、私はポロポロと大粒の涙が零れ落ちる。

「なんかあったんだな、よしよし」

 そういいながら、心にいは優しく抱きしめて背中を撫でてくれた。