「ギューしていい……?先輩あったかいから……。」

 そ、そんな可愛い顔で言わないでっ……!断れないの分かってるでしょ!?意地悪!

「いいよっ」

 けど、ピタッとくっついてきた鈴くんは、なによりも愛おしかった。


 大好きな私だけの彼氏。

「ふふっ」と笑みが漏れた。

「さぶいよぉっ……!」

「そうだねっ。」