さ、誘ってくれた事は嬉しいんだけど、どっちといけばいいのかな……?
そう思いながらも、内心答えは決まっていた。
「じゃあ、3人で行きましょう?!」
「「うん」」
ちょっと残念そうにそう言った2人。
だけど次には可愛い笑顔を見せてくれたから、まぁいいかと流してしまった。
「ねぇ、結乃ちゃん、お手て繋ごう……?」
キュンッ。
胸が高鳴る。
私達の場合、お友達感覚だからと思ったけれど、やっぱり鈴くんの彼女だから、やめた方がいいと思い、すごく申し訳なかったけれど、断った。
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