にしても、こんなに美味しい朝ごはんを毎日食べてるのかぁ……。

 私のお母さんの朝ごはんも、勿論おいしいけど、羨ましいなぁ……。

「ごちそう様でした!」

 と私は言って、鈴くんを待つ事にした。

 数分経ち、鈴くんが朝ごはんを食べ終わった。

「先輩、僕の部屋また行こう?」

「うん……!」

 手を引かれて、鈴くんの部屋に。

「あ、あのね、鈴くん」

「うん、なぁに?」

「お風呂、入ってないから昨日、お家帰ってお風呂入ってきてもいい?」