「ん?どした?強いね。甘えたいの?」

 な!?耳元で甘い声でそう言われて、心臓も限界の限界。

「大好きな彼氏に甘えちゃダメなの……?」

 ってなに言ってんの私!?

「あー可愛過ぎる。そろそろ、僕も持たないよ?」

 ……?

「そんなに煽らないで。」

 あ!?煽ってなんてない!!

「ちょ、ちょっと小河さん!なにイチャついてんのよ!?」