ったく、顔がいいんだからさっさといい人見つけて俺に抱きついてくんのやめて欲しいんですけど……。

「鈴、お前の彼女泣いて帰ってたけど大丈夫か?それにお前の目も腫れてるぞ」

「平気だよ、ほらさっさと食えよ」

「るせぇ分かってるわ」

 そんな事を喋りながら、ダイニングルームに行き、デカい机を取り囲み、ご飯を食べた。



プルルル———

 あ?電話か。

 食べ終わったけど、ダイニングルームに居たものだから、廊下に出て電話にでる。