全員倒した後に、先輩をいわゆる、“お姫様抱っこ”をして、先輩を家に運ぶ。

 そして、先輩のお兄さんにあとは任せて、家に帰った。


 あーマジで可愛い。

 ため息をつくほど。

 少し前の話だが、先輩との出会いを遡ると、

『あ!おはよう!』

 誰にでも優しく振る舞える先輩に、俺がどんなヤツかもわからずに挨拶をしてくれた。

『お、おはようございます』