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あれから絢斗くんとは1週間くらい口を聞いていない。
もともと、2人の関係を秘密にするために学校ではほとんど話さないから、絢斗くんが私を家に呼ばない限りは私たちはなかなか話すことができない。
その絢斗くんが家に呼んでくれないから、喋らないまま1週間が経ってしまった。
仲直りしたい気持ちはすごくあるけれど、絢斗くんがあそこまで怒った理由が私にはよくわからなくて。
絢斗くんが私のことで感情的になるなんて思っていなかったから、戸惑ってしまっている。
謝ろうにも、どう謝ったら良いのかわからない。
だけどこのまま終わりなんて、それが1番だめなことはわかってる。
早く仲直りしなきゃ、と気合を入れて、帰ろうとしている絢斗くんを追いかけた。
通学路の途中のところで絢斗くんに追いついて、周りに人がいないことを確認する。
