「これ以上したら、我慢できねー」 「え……」 「襲われたくなかったら早く起きて、服直して」 そう言われて自分の服を見たら乱れたままで、慌てて直す。 終わりって、そういうこと? もっとしたいって、思ってくれたんだとしたら嬉しいな。 「……絢斗くんならいい、けど」 「……は?」 「う、嘘!何でもない!も、もう帰るね、悠里ちゃんも心配してるだろうし!」 何だか恥ずかしいことを言ってしまって、慌てて立ち上がる。 部屋を出ようとしたら、絢斗くんに腕を掴まれた。 「え、」