・ 「……本当にいるんだ」 その日の夜。 思っていたよりもずっと豪華なリゾートホテルで、私は悠里ちゃんと2人部屋に泊まることになって。 お風呂にも入って後は寝るだけという状態で、どうしても気になってしまって三島さんの部屋の前まで来ている。 三島さんたちの部屋の中からは楽しそうな騒ぎ声が聞こえて、その中からは男の子の声もして。 男女間の部屋の移動は禁止されているはずなのだけれど、先生の目を盗んで移動している人は結構いるらしい。 ……絢斗くんも、この中にいるのかな。