きみは微糖の毒を吐く



……私の彼氏、なのに。



私の彼氏だから触らないでって言いたいのに、絢斗くんと私の関係は誰も知らなくて。


みんなから見たら、私はただの絢斗くんのファンで。




なんだか苦しい。




今にも溢れてしまいそうな涙をこらえながらビーチバレーをしている皆のところに向かった。


私の背中を振り返った絢斗くんには気づかなかった。