「そ、そんなにわたしのことを……っ!」 「うん、二乃ちゃん落ち着いて?」 酸素マスクが必要なほど息をハアハアさせた二乃ちゃんをなんとか落ち着かせる。 「控えめに言って一億回は目が合ってると思うのよねぇ」 「……二乃ちゃん、それ気のせいだよ」 そもそも全くもって控えめじゃないと思う。 「それより、二乃ちゃんに教えてほしいことがあるの!」 「なぁに? わたしのポエム垢は誰にも教えない予定だけど」 少したりとも知りたくないから遠慮しておく……。 私はカバンから例のノートを取り出した。