「あと少しでお昼休憩よね。頑張りましょう」 「もうお昼になるんですね……! 足がバンバンですけど、頑張ります!」 秋元先輩とは顔を合わせづらいなって思っていたけれど、何事もなかったかのように接してくれていた。 よかった……。 秋元先輩は怒ってないみたいだから。 ハロウィンパーティーが終わったら、生意気な態度を取ってしまったことを私から謝ろう。 次は教頭先生の蝶ネクタイ! 私は廊下を走りながら目移りする。