キミがくれた奇跡を、 ずっとずっと忘れない。

体調管理はマネージャーの仕事なので、急激な体重の変化などには気を配ってはいるけれど、パッと見てわかるレベルじゃない。


「えっ、そうかな?」


とぼける大島くんだけど、間違いなく嘘をついている。
目がキョロキョロと泳いでいた。


「柳瀬。コイツの食事管理して。朝昼晩、それとおやつも食ったものを全部書かせろ。嘘の報告があった場合は、ランニング追加な。お前の家に電話して確かめてやる」

「マジか……。ちょっと夜食のラーメンにはまっただけじゃん」

「お前、最近動きが鈍い。体重増やすとケガするぞ」


そうか。見た目ではなく動きで体重増加に気がついたのか。

中江くんの言う通りだ。
体が重くなるとヒザに負担がかかりケガにつながるケースがある。


「そうだけど、厳しくない?」

「まあ、いいけど。プヨッたお前にファンがつくかな」

「痩せててもいないけどな!」