養護の先生にお世話になったお礼をして真奈と一緒に車に乗り込む。
もうその頃には土砂降りになっていて、私の心の中と同じように大荒れだった。
「びっくりしたわよ。真奈、大丈夫なのね?」
「うん。ちょっと息苦しくなって座り込んだら、野球部のキャプテンが助けてくれたの。かっこよかったんだ」
「まあ!」
母と真奈が楽しそうに会話を交わす様子を黙って聞いていた。
「莉奈、お礼を言っておいてね」
「ううん、私が自分で言いに行くよ」
『うん』と返事をしようとしたら、真奈のほうが先に答える。
もう二度と池田先輩とは会わないでほしいのに。
小発作のときは吸入薬を使えばすぐに元気になることも多いけど、今日はいつもより元気に見える。
本当に苦しかったの?
先輩と話したくて仮病を使ったんじゃないの?と疑う自分が嫌でたまらない。
私、最低だ。
もうその頃には土砂降りになっていて、私の心の中と同じように大荒れだった。
「びっくりしたわよ。真奈、大丈夫なのね?」
「うん。ちょっと息苦しくなって座り込んだら、野球部のキャプテンが助けてくれたの。かっこよかったんだ」
「まあ!」
母と真奈が楽しそうに会話を交わす様子を黙って聞いていた。
「莉奈、お礼を言っておいてね」
「ううん、私が自分で言いに行くよ」
『うん』と返事をしようとしたら、真奈のほうが先に答える。
もう二度と池田先輩とは会わないでほしいのに。
小発作のときは吸入薬を使えばすぐに元気になることも多いけど、今日はいつもより元気に見える。
本当に苦しかったの?
先輩と話したくて仮病を使ったんじゃないの?と疑う自分が嫌でたまらない。
私、最低だ。



